千猶鹿子(読み)セン ユカコ

20世紀日本人名事典 「千猶鹿子」の解説

千 猶鹿子
セン ユカコ

明治・大正期の茶道



生年
嘉永4年(1851年)

没年
大正5(1916)年

出生地
京都

別名
法号=真精院

経歴
裏千家11代家元・千宗室(玄々斎)の長女として生まれ、明治4年京都の名家角倉家の二男と結婚。夫はのち12代宗室(又玅斎)となる。女学校の茶儀科や京都在住の各宮家、旧公卿などに茶道を指南門下に女性が多いという裏千家の伝統を作った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千猶鹿子」の解説

千猶鹿子 せん-ゆかこ

1850-1916 明治-大正時代の茶道家。
嘉永(かえい)3年8月13日生まれ。11代千宗室の長女。12代宗室と結婚。女学校の茶儀科,京都在住の宮家や旧公家などの指南にあたり,裏千家の茶道をひろめた。大正5年8月11日死去。67歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android