千眼(読み)せんげん

精選版 日本国語大辞典 「千眼」の意味・読み・例文・類語

せん‐げん【千眼】

  1. ( 「げん」は「眼」の呉音 )
  2. [ 1 ] 〘 名詞 〙 千の眼。非常に多くの眼。
    1. [初出の実例]「Xenguen(センゲン) ミレドモ ミエズ〈訳〉千の眼で、または千回見るが、(姿が)見えない。文書語」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. [ 2 ] ( 「せんげんせんびかんぜおん(千眼千臂観世音)」の略 ) =せんじゅかんのん(千手観音)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「山の千眼は南方より北に下りて有縁を此山に導き」(出典:海道記(1223頃)手越より蒲原)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む