精選版 日本国語大辞典 「千石」の意味・読み・例文・類語 せん‐ごく【千石・千斛】 〘 名詞 〙① 一石の千倍。約一八〇キロリットル。[初出の実例]「物せんこくつみて候つる也」(出典:古本説話集(1130頃か)六五)「成人の後には、所領千石をば、わかちあたふべきにぞ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上〈新井白石〉)[その他の文献]〔漢書‐百官公卿表上〕② 「せんごくどおし(千石通)」の略。[初出の実例]「千石も鑓も持ってる舂米屋」(出典:雑俳・柳多留‐五五(1811)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の千石の言及 【松山[町]】より …中世には遠藤氏の居城が置かれ,松山庄と称された。江戸時代に仙台藩の重臣茂庭氏の封地となり,中心集落千石は明治維新までその城下町として栄えた。ササニシキなど良質米を産する水田単作地域であるが,近年は兼業化が著しく,仙台市への通勤者が多い。… ※「千石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by