デジタル大辞泉 「千」の意味・読み・例文・類語
せん【千/×阡/×仟】
[補説]証書などに金額を記すときに「阡」「仟」を用いる。
[類語]一・二・三・四・五・六・七・八・九・
「阡」(ちまたの意)・「仟」(千人の長の意)などの字は、もと、千と無関係の文字であったが、後には、数詞の「千」と同意に用いるようになった。特に、他の数字との相似を避ける目的で、壱(一)、参(三)などとともに、領収書、契約書などには「阡」の字を用いることが多い。これは大字(だいじ)といわれる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報