千草恒男（読み）チクサ ツネオ

20世紀日本人名事典

千草 恒男
チクサ ツネオ

昭和期の男性 名古屋新幹線公害訴訟初代原告団長;名古屋新幹線公害対策連合会初代会長。

生年

明治41(1908)年7月30日

没年

昭和58(1983)年1月25日

出生地

広島県広島市

出身地

愛知県名古屋市

学歴〔年〕

名古屋市立工芸学校建築科卒

経歴

名古屋市内の東海道新幹線高架付近に住んでいたが、昭和39年10月の新幹線開通以来、騒音と振動に悩まされる。新幹線公害反対住民運動のリーダーとなり、46年名古屋新幹線公害対策同盟連合会を結成して初代会長に就任。49年3月に訴訟を起こし原告団長を務めたが、50年9月に意見の食い違いから団長を辞任。57年から闘病生活だったが、最後まで新幹線には反対、訴訟の行方を気にかけていた。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

千草恒男 ちくさ-つねお

1908－1983　昭和時代後期の市民運動家。
明治41年7月30日生まれ。昭和46年名古屋新幹線公害対策連合会初代会長となる。49年名古屋新幹線公害訴訟原告団を結成し,新幹線騒音振動の差し止め請求をして提訴。翌年健康上の理由で原告団団長,連合会会長を辞任した。昭和58年1月25日死去。74歳。広島県出身。名古屋工芸学校卒。

出典　講談社

367日誕生日大事典

千草 恒男 (ちくさ つねお)

生年月日:1908年7月30日
昭和時代の市民運動家
1983年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」