午前(読み)ゴゼン

デジタル大辞泉 「午前」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぜん【午前】

《「午」はうまの刻で、正午のこと》
夜中零時から正午までの間。⇔午後
夜が明けてから正午までの間。ひるまえ。⇔午後
[類語]昼前AM

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精選版 日本国語大辞典 「午前」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぜん【午前】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「午」は「午(うま)の刻」で正午をいう ) 夜の一二時から正午までの間。夜中から正午までの一二時間。または、夜が明けてから正午までの間。昼前。⇔午後。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「又眠を貪て午前に起き」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉四)

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普及版 字通 「午前」の読み・字形・画数・意味

【午前】ごぜん

ひる前。

字通「午」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の午前の言及

【時刻】より

…まず1日を12等分して十二支の名で呼び,その1辰刻を4等分して1刻から4刻までとし,1刻は10等分して零分(無名)から9分までとしている。午の時は太陽の出入時刻から計算して現在時刻で午前11時から午後1時までであり,正12時は午の時の3刻に当たる。要するに1日は12辰刻で48刻,480分であり,当時の分は現在時間の3分に相当する詳細,精密なものである。…

【正午】より

…現在の平均太陽時や協定世界時などの時刻はすべて正子を0時として数え始めるが,1925年以前のグリニジ平均時(GMT)は正午を0時として数え始めたもので,もっぱら天文学用であった。英・米語では午前,午後の表示にa.m.,p.m.をよく用いる。これらはそれぞれante meridiem,post meridiemの略で,いずれもラテン語に由来する。…

※「午前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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