半切紙(読み)はんきりがみ

精選版 日本国語大辞典 「半切紙」の意味・読み・例文・類語

はんきり‐がみ【半切紙】

  1. 〘 名詞 〙 杉原紙を横に半分に切り、書状に用いた紙。だいたいの寸法は縦五寸(約一五・二センチメートル)横一尺五寸(約四五・六センチメートル)。寛文一六六一‐七三)頃から、この形に漉(す)いたり、長く接(つ)がれて巻紙となったりした。はんきり。はんきれ。はんきれがみ。
    1. [初出の実例]「岩橋玄長より年頭状、半切紙十帖来」(出典:大江俊光記‐元祿九年(1696)正月二〇日(古事類苑・文学四七))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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