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…しかし,しだいに伯耆は鉄,因幡は紙と代表的な産物が分かれていった。中世の中央の文献に因幡紙の名は出てこないが,中世末期の事情を反映している江戸初期の《毛吹草》には,用瀬(もちがせ)町家奥の椙原(すぎはら)(杉原紙)と河原町曳田(ひけた)の鼻紙が因幡の名産とされている。《紙譜》(1777)には,各種の奉書と杉原紙(地肌が美しいと評判)とともに,小半紙,小杉,障子紙などの日用品があげられている。…
…加古川支流の杉原川上流域を占め,町域の大部分が山林である。平安時代からコウゾを原料とする杉原紙の産地として知られ,江戸後期まで和紙の生産が盛んであった。明治になって和紙の生産は衰え,大正時代には廃絶されたが,現在は杉原紙研究所が設けられ,伝統技術の保存につとめている。…
…〈たたみがみ〉の音便で,衣冠束帯のときに懐中する紙をいう。帖紙とも書く。《枕草子》に〈みちのくに紙の畳紙の細やかなるが〉とあり,最初はあまり厚くない檀紙(だんし)をたたんだものと想像される。のちには〈引きあわせ〉〈杉原〉など,主としてコウゾ系統の厚様(あつよう)が使われたが,ガンピ系統の〈鳥の子〉の例もないではない。武家では〈杉原〉を使うのが故実であるが,直垂(ひたたれ),狩衣(かりぎぬ),大紋などを着るときは必ず色目のあるものを用いたという。…
…農林業でいえば13世紀の国内の山林荒野の開発はめざましく,1276年(建治2)播磨淡河(あわかわ)荘と摂津山田荘の境界争いは,相互の開発拡大が国境争いにまで到達したものといえよう。手工業でも,杉原紙は近衛家領椙原荘が中心であり,また1191年の長講堂領目録には松井荘の特産として鍋や鉄輪がみえるのも,製鉄や鋳物業の発達を物語る。それにともない交易市場や物資集散港が発達する。…
※「杉原紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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