半歌仙(読み)ハンカセン

デジタル大辞泉 「半歌仙」の意味・読み・例文・類語

はん‐かせん【半歌仙】

連句形式の一。36句の歌仙半分、18句で1巻とするもの。
能の素謡すうたい仕舞しまいなどの会で、曲数18番を演じること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「半歌仙」の意味・読み・例文・類語

はん‐かせん【半歌仙】

〘名〙
① 連句の形式の一つ初折表六句、裏一二句計一八句を一巻とする。三六句の歌仙の半分にあたるところからいう。
② 能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会で一八番を演奏すること。三六番を演奏する歌仙に対する語。

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