半酣(読み)はんかん

精選版 日本国語大辞典 「半酣」の意味・読み・例文・類語

はん‐かん【半酣】

〘名〙
① (「半」は、物事最中の意) 酒席酒興最高潮であること。たけなわであること。
江戸繁昌記(1832‐36)四「那の時半酣、我以為らく、未だ酔はずと」 〔孟浩然‐酔後贈馬四詩〕
② 適当に酒に酔うこと。ほろ酔い加減になること。微酔微醺(びくん)
養生訓(1713)三「酒は微酔にのみ、半酣をかぎりとすべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android