酒興(読み)シュキョウ

デジタル大辞泉 「酒興」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐きょう【酒興】

酒を飲んで楽しむこと。また、その楽しい気分。
「陶々然として―を発し」〈紅葉金色夜叉
酒宴座興

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精選版 日本国語大辞典 「酒興」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐きょう【酒興】

  1. 〘 名詞 〙 酒を飲んで興ずること。酒の上での興。酒宴の座興。
    1. [初出の実例]「貴方の牡丹を折て送られたほどに、是を見て酒興が発たぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一八)
    2. 「後はしゅきゃうのあまりにて、むこもしうとももろともに、もろともに、相舞まふてぞかへりける」(出典:虎明本狂言・音曲聟(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔元稹‐送友封詩〕

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普及版 字通 「酒興」の読み・字形・画数・意味

【酒興】しゆきよう

飲酒の楽しみ。

字通「酒」の項目を見る

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