酒興(読み)シュキョウ

精選版 日本国語大辞典 「酒興」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐きょう【酒興】

  1. 〘 名詞 〙 酒を飲んで興ずること。酒の上での興。酒宴の座興。
    1. [初出の実例]「貴方の牡丹を折て送られたほどに、是を見て酒興が発たぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一八)
    2. 「後はしゅきゃうのあまりにて、むこもしうとももろともに、もろともに、相舞まふてぞかへりける」(出典:虎明本狂言・音曲聟(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔元稹‐送友封詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む