卓上計算機(読み)たくじょうけいさんき

百科事典マイペディア 「卓上計算機」の意味・わかりやすい解説

卓上計算機【たくじょうけいさんき】

歯車機構を用いて加減乗除演算を簡便迅速に行う機械日本で使われたものは1874年T.オドナーが発明したもので,出入歯車を用い,置数装置,計算結果を表示する結果数装置,ハンドルの回転数を示す回転数装置をもつ。乗算加算の,除算減算の繰返しで行う。その後手回し式に代わって電動式が普及したが,電卓の普及に押され急速に衰退した。
→関連項目計算機事務機械

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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