図書館情報学用語辞典 第5版 「協同保存」の解説 協同保存 複数の図書館が,それぞれの図書館の資料を,共同利用するために相互協力によって保存すること.資料収集の段階から協定する場合と,資料廃棄の段階で協定する場合とがある.後者は分担保存ともいう.分担収集と分担保存は逐次刊行物,官公庁出版物,郷土資料に有効とされており,実施例が多い.資料デジタル化の進展を背景に,2000年代後半以降の北米では冊子体資料を共有の蔵書として保存,管理,利用するシェアード・プリント(shared print)と呼ばれる取り組みが増加している.[参照項目] 分担保存 | 保存書庫 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by