南加茂村(読み)みなみかもむら

日本歴史地名大系 「南加茂村」の解説

南加茂村
みなみかもむら

[現在地名]加茂町南加茂

東は大西だいさい村、南は近松ちかまつ村、山方やまがた村・里方さとがた(現木次町)、西は三代みじろ村、北は加茂中村中世は加茂中村とともに福田ふくだ庄に含まれたと思われる。正保国絵図に村名がみえる。元禄十年出雲国郷帳では高五七五石余、寛文四年(一六六四)の本田高五六三石余・新田高四石余。「雲陽大数録」では高四八〇石。寛政一二年(一八〇〇)の人数三五七(「大原郡宗門改」加茂町誌)。文久年間(一八六一―六四)木綿生産高は二千反(加茂町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android