日本歴史地名大系 「南大塚古墳群」の解説 南大塚古墳群みなみおおつかこふんぐん 埼玉県:川越市大塚村南大塚古墳群[現在地名]川越市南大塚入間(いるま)川の支流赤間(あかま)川右岸、標高約二九メートルの台地端上にある一五基からなる古墳群。最北東に位置する山王(さんのう)塚は上円下方墳で、方形部は一辺六三メートル、高さ一メートル、上円部の直径四七メートル、高さ四・五メートルである。昭和四六年(一九七一)・同六一年の調査で六基の古墳が調査されている。このうち一基は帆立貝式の前方後円墳で、円筒および形象の埴輪を伴っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by