南大社村(読み)みなみおおやしろむら

日本歴史地名大系 「南大社村」の解説

南大社村
みなみおおやしろむら

[現在地名]東員町南大社

員弁川の南、員弁川を挟んで北大社村に対する。村名の由来については、北大社村と同様であろう。江戸時代の前期・中期は桑名藩領、文政六年(一八二三)おし(現行田市)藩領、天保一四年(一八四三)信楽しがらき(現滋賀県)代官支配の幕府領、次いで弘化二年(一八四五)笠松かさまつ(現岐阜県)郡代所管、嘉永七年(一八五四)再び忍藩領に復した。宝永八年(一七一一)村差出帳(徳川林政史蔵)には、戸数七九(うち本百姓四〇・名子三九)、人数三七三(うち本百姓男一一〇・女一一七、名子男六九・女七七)、馬二〇、牛一六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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