東員町(読み)とういんちよう

日本歴史地名大系 「東員町」の解説

東員町
とういんちよう

面積:二二・六九平方キロ

員弁郡の南東部にあり、その南部を員弁川西北からふじ川・戸上とがみ川などの支流と合流しつつ東に流れる。東は桑名市、北は桑名郡多度たど町に接し、南は四日市市に、西は郡内の員弁町・大安だいあん町に接する。町の中央部を近鉄北勢線が走る。また町の南西部を国道三六五号(ほぼ旧員弁街道を踏襲)が通っている。大部分が員弁川の河谷平野で、郡の穀倉地帯となっているほか、養蚕も行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東員町」の意味・わかりやすい解説

東員〔町〕
とういん

三重県北部,員弁 (いなべ) 川中流域の町。 1954年大長,稲部,神田の3村が合体,東員村となり,55年久米村の一部を編入。 67年町制。かつては農業を主としたが,桑名市に隣接し名古屋とも近いため都市化が著しく,コンクリート繊維ゴム化学などの工場やゴルフ場,住宅団地などが相次いで立地した。面積 22.68km2人口 2万5784(2020)。

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