南嶋村(読み)みなみじまむら

日本歴史地名大系 「南嶋村」の解説

南嶋村
みなみじまむら

[現在地名]山南町大谷おおたに

篠山川の南岸、太田おおだ村の西にある。慶長三年(一五九八)織田信包(柏原藩)領となる。正保郷帳に村名がみえ田高五三石余・畠高五七石余、林・日損少しあり。柏原藩領。慶安三年(一六五〇)の同藩改易に伴い一時幕府領となるが、織田信包の四男信当への分与領は安堵されており(寛政重修諸家譜・徳川実紀)、国立史料館本元禄郷帳では幕府領と旗本織田領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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