織田信包(読み)おだ のぶかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「織田信包」の解説

織田信包 おだ-のぶかね

1543-1614 織豊-江戸時代前期の武将,大名
天文(てんぶん)12年生まれ。織田信秀の4男。織田信長の弟。本能寺の変のあと豊臣秀吉につかえ,伊勢(いせ)(三重県)安濃津(あのつ)城主をへて丹波柏原(かいばら)城主となる。3万6000石。関ケ原の戦いで西軍に属したが,所領は安堵(あんど)された。慶長19年7月17日死去。72歳。名は信兼ともかく。初名は信良。通称は三十郎。号は老犬斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の織田信包の言及

【津[市]】より

…最初の築城者については諸説あるが,16世紀中葉のこととされる。織田信長の伊勢征圧で津はその支配下におかれ,以後20余年間織田信包(のぶかね)が城主となった。信包は1580年(天正8)津城を拡張,天守閣を建立し,津町を阿漕の旧地から城下に移して,住民に公課免除の特典を与えた。…

※「織田信包」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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