南征(読み)ナンセイ

デジタル大辞泉 「南征」の意味・読み・例文・類語

なん‐せい【南征】

南方に行くこと。南方の敵を征伐すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「南征」の意味・読み・例文・類語

なん‐せい【南征】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 南方に行くこと。〔易経‐升卦〕
  3. 南方の賊を征伐すること。南方の国を征討すること。
    1. [初出の実例]「瑞典王は専ら南征して後を顧ざるが故に」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    2. [その他の文献]〔書経‐仲虺之誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「南征」の読み・字形・画数・意味

【南征】なんせい

南方を征する。〔孟子文公下〕書に曰く、伯(かつはく)、餉(しやう)(農祭のお供え。それを奪った者)に仇す。~湯始めて征するにより載(はじ)む。~東面して征すれば西夷怨み、南面して征すれば北狄怨む。曰く、奚爲(なんす)れぞ我を後にすると。

字通「南」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android