南清水町(読み)みなみしみずちよう

日本歴史地名大系 「南清水町」の解説

南清水町
みなみしみずちよう

上京区松屋町通出水上ル

南北に通る松屋町まつやまち通を挟む両側町。平安京大内裏「左近衛府」の跡地(「拾芥抄」の宮城指図)

近世聚楽第じゆらくだい遺構では南二之丸跡の南西にあたる。寛文一四年(一六三七)洛中絵図に南志水丁とみえ以後この呼称が多く用いられたが、寛永一八年以前平安城町並図には「竹や町」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android