聚楽(読み)ジュラク

精選版 日本国語大辞典 「聚楽」の意味・読み・例文・類語

じゅらく【聚楽】

  1. [ 1 ]じゅらくてい(聚楽第)」の略。
    1. [初出の実例]「鳳輦聚楽の中門にいらせ給ふ時」(出典:聚楽第行幸記(1588))
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙
    1. この世の歓楽が集まる所。大きな都市。特に、帝都をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    2. じゅらくつち(聚楽土)」の略。
      1. [初出の実例]「部屋の壁は褐色の聚洛だが」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)

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リフォーム用語集 「聚楽」の解説

聚楽

土塗壁を代表する京壁の中でも最高級の左官材料。京都市内で産出される、褐色渋みのある色土で、古くなると独特の味わいのさびが出てくる。本じゅらく水捏ね(みずごね)仕上げなどが有名である。

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