南無当来導師(読み)なむとうらいどうし

精選版 日本国語大辞典 「南無当来導師」の意味・読み・例文・類語

なむ‐とうらいどうし ‥タウライダウシ【南無当来導師】

連語〙 (「当来」は将来、「導師」は衆生を悟りに導く者の意) 仏語。五六億七千万年後の将来、この世に生まれて衆生を教化するとされる彌勒菩薩への帰依を示したことば。なもとうらいどうし。
※車屋本謡曲・半蔀夕顔(1541頃)「南無当来導師彌勒仏とぞ称へける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「南無当来導師」の意味・読み・例文・類語

なむ‐とうらいどうし〔‐タウライダウシ〕【南無当来導師】

当来導師すなわち弥勒菩薩みろくぼさつに帰依することを表して祈る語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android