南笠古墳群(読み)みなみがさこふんぐん

日本歴史地名大系 「南笠古墳群」の解説

南笠古墳群
みなみがさこふんぐん

[現在地名]草津市南笠町

おおかみ川とその北側を流れる十禅寺じゆうぜんじ川により形成された扇状地の先端部、治田はるた神社北西に位置する古墳群。「栗太志」によれば二二基の古墳があったようだが、現在は前方後円墳二基と円墳一基が残るだけである。昭和四七年(一九七二)の測量調査により、形状・規模などが明らかにされた。一号墳は全長二七・五メートル、後円部直径一八・五メートル、前方部幅一六メートルの前方後円墳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android