南菩提寺村(読み)みなみぼだいじむら

日本歴史地名大系 「南菩提寺村」の解説

南菩提寺村
みなみぼだいじむら

[現在地名]湖東町南菩提寺

西菩提寺村の東、横溝よこみぞ村の北に位置する。中世押立おしたて保の一部と推定される。天正(一五七三―九二)末から慶長五年(一六〇〇)にかけては豊臣氏の支配下で、慶長四年一二月一日の豊臣氏大老連署知行安堵状案(毛利家文書)に菩提寺村がみえる。慶長五年彦根藩領となり、慶長高辻帳に「北南共ニ菩提寺村」とみえ、高一千二〇三石余。この高は寛永石高帳の南菩提寺村高六八七石余・北菩提寺村高五一六石余を含んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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