南華真経(読み)ナンカシンキョウ(その他表記)Nan-hua zhen-jing

デジタル大辞泉 「南華真経」の意味・読み・例文・類語

なんか‐しんきょう〔ナンクワシンキヤウ〕【南華真経】

中国の書「荘子」の異称

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精選版 日本国語大辞典 「南華真経」の意味・読み・例文・類語

なんかしんきょうナンクヮシンキャウ【南華真経】

  1. 道家荘周著書「荘子」の別名。唐の玄宗が天宝元年(七四二)に命名以後「荘子」と併用された。南華篇。南華。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南華真経」の意味・わかりやすい解説

南華真経
なんかしんぎょう
Nan-hua zhen-jing

荘子』のこと。唐の天宝1 (742) 年に,玄宗の詔により,荘子 (荘周 ) に南華真人の号を与え,『荘子』を『南華真経』と呼んだ。これは当時の唐の帝室の道教崇拝によるものである。

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