帝室(読み)ていしつ

精選版 日本国語大辞典 「帝室」の意味・読み・例文・類語

てい‐しつ【帝室】

〘名〙 天子天皇一家皇室王室
※丹鶴本古事談(1212‐15頃)五「猫坐此処帝室云々」
※随筆・文会雑記(1782)三「日本にて延喜天暦聖代と云こと、〈略〉其時なるほど帝室の文物は盛なる故なり」 〔漢書‐翟方進伝〕

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デジタル大辞泉 「帝室」の意味・読み・例文・類語

てい‐しつ【帝室】

天皇の一族。皇室。
[類語]王室皇室皇族王族

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普及版 字通 「帝室」の読み・字形・画数・意味

【帝室】ていしつ

王室。漢・孔融衡(でいかう)を薦むる表〕鈞天(きんてん)(上帝の宮)の廣樂(広楽九奏の楽)、必ず奇麗のり。室皇居、必ず非常の寶を畜(たくは)ふ。衡等の輩(はい)の(ごと)きは、多く得べからず。

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