南蛮国(読み)なんばんこく

精選版 日本国語大辞典 「南蛮国」の意味・読み・例文・類語

なんばん‐こく【南蛮国】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なんばんごく」とも )
  2. 南方のえびすの国。インドシナなど南方の異民族の住む国を卑しんで呼んだ語。
    1. [初出の実例]「宋朝の幼帝宮室を尽し宗廟を捨て、遂に南蛮国(なんハンこく)へ落ち給ふ」(出典太平記(14C後)三八)
  3. なんばん(南蛮)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「南蛮国伴天連以邪法正法、自今以往、於本朝邪法度衆類、悉以可誅由也」(出典:鹿苑日録‐天正一九年(1591)六月三日)
  4. ヨーロッパの国々。西洋の国。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む