日本歴史地名大系 「南蛮門」の解説 南蛮門なんばんひもん 山口県:熊毛郡平生町平生村南蛮門[現在地名]平生町大字平生町近世平生町に設置されたオランダ技法を採用した樋門。平生村は大野毛利氏が開作した低地帯で、大井(おおい)川・大内(おおうち)川・堀(ほり)川・熊(くま)川などの人工河川が築造されている。河川に設けられた樋門は四二ヵ所を数える。そのなかで熊川に設けられた樋門にオランダ技法が採用され南蛮樋と称された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by