単斜トバモリー石(読み)たんしゃトバモリーせき

最新 地学事典 「単斜トバモリー石」の解説

たんしゃトバモリーせき
単斜トバモリー石

clinotobermorite

化学組成Ca5Si6O17・5H2Oの鉱物単斜晶系,空間群Cc,格子定数a1.1276nm, b0.7343, c2.2642, β97.28°,単位格子中2分子含む。針状〜板柱状結晶集合体。ガラス光沢。劈開{001}完全。硬度4.5。比重2.58。無〜白色。条痕白色。二軸性正・負,屈折率α1.575, β1.580, γ1.585,2V= 89°。トバモリー石上族(2014年に定義)に属し,トバモリー石が直方晶系であるのに対して,単斜晶系であることから,逸見千代子・草地功により命名(IMA1990-005)。のちに三斜晶系のポリタイプ(─1A)が発見され,単斜型は─2Mとされる。岡山県高梁市布賀のスカルン露頭より,トバモリー石・方解石・魚眼石を伴って脈状に産出参考文献逸見千代子ほか(1989) 岩鉱,Vol. 84: 374

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む