単相3線式(読み)たんそうさんせんしき

電気・電力用語 「単相3線式」の解説

単相3線式

単相3線式とは、200ボルトの電気器具が使える配線方式です。分電盤のアンペアブレーカーのところへ3本の電線で入ってきているので、かんたんに見分けることができます。3本の線のつなぎ方によって、100ボルトと200ボルトの両方電気を使うことができます。

出典 東京電力ホームページ電気・電力用語について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「単相3線式」の意味・わかりやすい解説

単相3線式
たんそうさんせんしき
single-phase three-wire system

互いに逆位相の2つの単相交流を,1本共通にした3本の電線に乗せて送る配電方式。おもに 100Vの低圧配電に用いられ,共通線と他の線の間には 100Vが,共通線でない2線間には 200Vが得られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android