博文約礼(読み)ハクブンヤクレイ

デジタル大辞泉 「博文約礼」の意味・読み・例文・類語

はくぶん‐やくれい【博文約礼】

《「論語雍也ようやから》広く学問を修めて道理を知り、それを礼によってまとめ、実行すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「博文約礼」の意味・読み・例文・類語

はくぶん‐やくれい【博文約礼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「論語‐雍也」の「博学於文、約之以礼、亦可以弗一レ畔矣」や「論語‐子罕」の「博我以文、約我以礼」から ) ひろく教養を積み、それを礼によって集約して物事本質を知ること。
    1. [初出の実例]「曁博文約礼之教、而始知夫子之善誘一レ人、学初就平実、得罷不能之知」(出典童子問(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android