精選版 日本国語大辞典 「占め地」の意味・読み・例文・類語 しめ‐じ‥ぢ【占地・湿地】 〘 名詞 〙 担子菌類シメジ科のキノコ。秋に各地の雑木林に生える。高さ約一〇センチメートル。かさは初め暗色の球状で、のち開いて径四~九センチメートルになり、淡灰褐色となり縁はやや内側に巻く。肉は緻密で白色、のち淡クリーム色となる。柄は白色で下部が肥大し、多数を融合して株をつくる。食用にされ、「匂いマツタケ、味シメジ」といわれるように、味がよい。しめじたけ。ほんしめじ。だいこくしめじ。せんぼんしめじ。かぶらしめじ。《 季語・秋 》[初出の実例]「くさひらのしめぢ如何。答、そひむれたけを反せばしめち也」(出典:名語記(1275)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例