卯の花汁(読み)ウノハナジル

デジタル大辞泉 「卯の花汁」の意味・読み・例文・類語

うのはな‐じる【×卯の花汁】

おからとアサリのむき身、野菜などを入れた味噌仕立ての汁。おから汁。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卯の花汁」の意味・読み・例文・類語

うのはな‐じる【卯花汁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 豆腐のからを入れたみそしる。からじる。
    1. [初出の実例]「雪花菜(きらず)を加ふるを卯(ウ)の花汁(ハナジル)といふ」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)
  3. 塩漬けのさかな、野菜などを入れて煮た汁に、豆腐のからを加え、汁けを少なくした料理

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android