精選版 日本国語大辞典 「卯花山」の意味・読み・例文・類語 うのはな‐やま【卯花山】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 卯の花の咲いている山。[初出の実例]「かくばかり雨の降らくにほととぎす宇乃花山(ウノはなやま)になほか鳴くらむ」(出典:万葉集(8C後)一〇・一九六三)[ 2 ] 富山県南砺市の北方の山とも、小矢部市西部の砺波山中の一峰ともいわれる。源氏山。歌枕。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「卯の花山・くりからが谷をこえて、金沢は七月中(なか)の五日也」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)金沢) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例