危桟(読み)きさん

精選版 日本国語大辞典 「危桟」の意味・読み・例文・類語

き‐さん【危桟】

  1. 〘 名詞 〙 危険なかけはし。険阻な山などにかけられた桟道
    1. [初出の実例]「危桟連天唯鳥道」(出典:蕉堅藁(1403)送希南上人帰信陽省親)
    2. [その他の文献]〔桂甫‐寄岳州賈司馬巴州厳使君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危桟」の読み・字形・画数・意味

【危桟】きさん

高く険しい桟道。〔宋史、孫長伝〕泥陽に羅川・馬嶺り。上に棧をへ、下は不測の淵に臨む。ぐる(ずいきよう)す。

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