危楼(読み)きろう

精選版 日本国語大辞典 「危楼」の意味・読み・例文・類語

き‐ろう【危楼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「危」は高い意 ) たかどの。高楼
    1. [初出の実例]「寺在天台最峻峰、危楼夜打五更鐘」(出典田氏家集(892頃)上・天台夜鐘)
    2. [その他の文献]〔殷堯藩‐和趙相公登観雀楼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危楼」の読み・字形・画数・意味

【危楼】きろう

たかどの。唐・李端〔度関山〕詩 樓、廣(よ)り 古竇、長に傍(そ)ふ

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