危楼(読み)きろう

精選版 日本国語大辞典 「危楼」の意味・読み・例文・類語

き‐ろう【危楼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「危」は高い意 ) たかどの。高楼
    1. [初出の実例]「寺在天台最峻峰、危楼夜打五更鐘」(出典田氏家集(892頃)上・天台夜鐘)
    2. [その他の文献]〔殷堯藩‐和趙相公登観雀楼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危楼」の読み・字形・画数・意味

【危楼】きろう

たかどの。唐・李端〔度関山〕詩 樓、廣(よ)り 古竇、長に傍(そ)ふ

字通「危」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android