厄落(読み)やくおとし

精選版 日本国語大辞典 「厄落」の意味・読み・例文・類語

やく‐おとし【厄落】

  1. 〘 名詞 〙 厄難を祓い落とすこと。厄年の厄を祓い除くこと。また、その方法社寺に参詣したり、年の数の銭を褌に包んで、人知れず道に落としたりするなど種々の風習がある。厄祓い。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「節分の夜〈略〉京には役おとしとて、年の数銭を包みて乞食の夜行におとしてとらする事を思ひやりて」(出典:宗長手記(1522‐27)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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