厚保くり(読み)あつくり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「厚保くり」の解説

厚保くり[果樹類]
あつくり

中国地方山口県地域ブランド
主に美祢市西厚保地区で生産されている。江戸時代後期の天保年間(1830年〜1844年)から栽培されているという。秋吉台西側にある長門中山間地域は、寒暖の差が大きく、その土壌も栗の栽培に適する。大ぶりだがしっかりとした甘みがある。2008(平成20)年2月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5109216号。地域団体商標の権利者は、山口美祢農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「厚保くり」の解説

厚保くり

山口県美祢市厚保(あつ)地区およびその周辺で産するクリ大玉で甘みが強い。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android