原子1 mol 当たりの磁化率.記号 χA.単原子物質の場合,磁場(強さH)によりその物質の単位体積中に誘起された磁気モーメント(磁化の強さ)をI,原子量をA,密度をρとすれば,
となる.反磁性物質の χA は 10-10~10-11 m3 mol-1 程度で,原子の大きさとともに増大するが,常磁性物質の χA はこれよりはるかに大きい.多くの反磁性化合物のモル磁化率には加成性があり(パスカルの加成則),各構成原子にわりあてられた磁化率を原子磁化率(あるいは原子磁化率当量)ということもある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...