原小宮村(読み)はらこみやむら

日本歴史地名大系 「原小宮村」の解説

原小宮村
はらこみやむら

[現在地名]あきる野市原小宮

秋留あきる台地の北縁、平井ひらい川右岸にあり、東は平沢ひらさわ村。田園簿に村名がみえ、田一五石余・畑一二六石余で、幕府領四石余、旗本稲垣領一三六石余、ほかに幕府領の野銭永七五文。元禄郷帳では高一四一石余。享保六年(一七二一)の山之根村高改帳では幕府領四石余、旗本田中領一三六石余。以後幕末に至るまで同様であったと考えられる。「風土記稿」では民戸二五、小名は代田だいだなど。安政二年(一八五五)の村柄書上帳(萩原家文書)では家数二三・人数一一一、馬三、農間に男は秣刈・薪取、女は黒八丈青梅縞を織った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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