原平遺跡(読み)はらだいらいせき

日本歴史地名大系 「原平遺跡」の解説

原平遺跡
はらだいらいせき

[現在地名]大月市初狩町中初狩 原平

笹子ささご川の左岸段丘上にある。昭和五九年(一九八四)・同六〇年の調査によって縄文時代の早期末葉期五五軒・同前期黒浜式期三軒・同中期曾利式期二二軒など八〇軒の住居跡と、落し穴と推定される土壙三十数基が検出された。また弥生時代中期の住居跡一軒のほか奈良時代三軒・平安時代九軒などの住居跡も検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android