原條あき子(読み)はらじょう あきこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原條あき子」の解説

原條あき子 はらじょう-あきこ

1923- 昭和後期-平成時代の詩人
大正12年3月9日生まれ。池沢夏樹の母。第二次大戦中,福永武彦,中村真一郎らのマチネ・ポエティクにくわわり,口語の押韻定型詩をこころみた。作品に「髪」(昭和23年「マチネ・ポエティク詩集」所収),「原条あき子詩集」(43年)がある。兵庫県出身。日本女子大卒。本名は池沢澄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android