原爆と水爆

共同通信ニュース用語解説 「原爆と水爆」の解説

原爆と水爆

ウランプルトニウム核分裂反応を利用する原爆(原子爆弾)に対し、水爆(水素爆弾)は原爆を起爆剤にして核融合反応を起こす。重水素三重水素(トリチウム)などの融合反応を誘発させて大量のエネルギーを生じさせるため、放出エネルギーは原爆より桁違いに大きい。部分的に核融合反応を使って威力を高めた爆弾は、水爆の前段階の「ブースト型」原爆と呼ばれる。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android