原発の強度不足疑惑

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原発の強度不足疑惑

フランスの原子力安全局が6月、運転中の原発原子炉圧力容器など重要設備に強度不足の疑いがあり、調査を進めていることを明らかにした。設備を製造したのはフランスの「クルゾ・フォルジュ」社と、日本の「日本鋳鍛鋼」。問題となったのは、金属をたたいて延ばす「鍛造」という製法による部品で、材料鋼鉄に含まれている炭素濃度が高いと、衝撃に弱くなるなど強度低下につながる。フランスの調査では濃度が基準値を超えた物が見つかっている。

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