共同通信ニュース用語解説 「原発事故の避難指示区域」の解説
原発事故の避難指示区域
東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示区域は、最大で福島県内の計約1150平方キロに及んだ。住民帰還に向けて、2012年4月以降、放射線量が高い方から帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編。原則立ち入り禁止の帰還困難区域(計約337平方キロ)以外は20年3月までに避難解除された。帰還困難区域も、かつての中心街などに設定した特定復興再生拠点区域(復興拠点、計約27平方キロ)が先行除染を経て、居住が再開された。政府は復興拠点外にも20年代中に希望者全員が戻れるよう、特定帰還居住区域を設けて避難解除を目指す。
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