原発事故を巡る集団訴訟

共同通信ニュース用語解説 「原発事故を巡る集団訴訟」の解説

原発事故を巡る集団訴訟

東京電力福島第1原発事故を巡っては、国と東電慰謝料放射線量を事故前の水準に戻す原状回復などを求め、少なくとも20地裁・支部で約30件が提訴されている。原告は、事故後も自宅に住む人や、避難指示区域から福島県内外に避難した人、区域外から自主避難した人と多様で、総数は2月末現在で約1万2千人。前橋地裁が今月17日に言い渡した全国初の判決では、国と東電の責任を認め、一部原告への賠償を命じた。千葉地裁の訴訟も結審しており、9月22日に判決が言い渡される。

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