日本歴史地名大系 「原釜村」の解説 原釜村はらがまむら 福島県:相馬市原釜村[現在地名]相馬市原釜東は太平洋に臨み、南東部は台地をなす。南は尾浜(おばま)村、西は新沼(にいぬま)浦を挟むかたちで新沼村に接する。原竈とも記す。字大津(おおつ)の地先に原釜湊があり、東廻航路の船が廻航した。正保郷帳では原釜村とみえ、田方五七石余・畑方四六石余。明暦二年(一六五六)の高一〇九石余(相馬藩政史)。元禄郷帳には原竈村と記され、高九二石余。なお、元禄検地高は二三四石余、ほかに新田二三石余がある(奥相志)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by