デジタル大辞泉 「参す」の意味・読み・例文・類語 まい・す〔まゐす〕【参す】 [動サ下二]《「まいらす」の音変化》1 「与える」「やる」の意の謙譲語。さしあげる。進上する。「君に―・せう、京絵描いたる扇を」〈田植草紙〉2 (補助動詞)動詞の連用形に付いて、その動作をしてさし上げる意を表す。…し申し上げる。「使者が聞くほどに、心得させ―・せうとて、足を踏むぞ」〈史記抄・淮陰伝〉[補説]本来は下二段活用であるが、「大后にいはせまいしたぞ」〈史記抄・竇田伝〉のように、のちにサ変にも活用した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「参す」の意味・読み・例文・類語 さん‐・す【参】 〘 自動詞 サ行変 〙 ⇒さんする(参) まい・すまゐす【参】 ⇒まいする(参) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例