又丸村(読み)またまるむら

日本歴史地名大系 「又丸村」の解説

又丸村
またまるむら

[現在地名]岐阜市又丸町畑またまるちようばた又丸柳町またまるやなぎまち又丸宮東またまるみやひがし又丸村中またまるむらなか又丸津島またまるつしま・又丸

川部かわべ村の西の平坦地に位置。北は西改田にしかいでん村、西は席田むしろだ芝原しばはら(現北方町)。集落南端で標高約一二・五メートル。古代東山道が通ったと推定され、先道せんどう(西改田村地内)仙道せんどう(当村地内)地名が残る。村名は名田に由来するという。天正一一年(一五八三)閏正月、織田信孝は又丸の内西順さいじゆん(現北方町)寺内禁制を下している(「織田信孝禁制」西順寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android